女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

酒さ(赤ら顔)の専門書が出版されることになりました・・・

今日は7月30日。クリニックの休診日を利用して、スタッフと非常勤の延山先生、松崎先生もお誘いし、銀座のレストランにて、区画整理後のお疲れ様会を兼ねて食事会をすることになっておりました。数か月前から予定していた計画ですが、コロナ感染が急拡大の状況にあるため、延期することにしました。しばらく落ち着いており、まさかこのように急拡大するとは思っていなかったので少々驚いています。栃木県も感染者数が多く、皆さまも心配な毎日をお過ごしのことと思います。暑さもますます厳しくなりますので、どうぞ熱中症にもお気をつけて、お体を大切になさってください。
さて、延山先生との共著である「酒さアトラス」がついに完成し、中外医学社から出版される運びとなりました。

昨年のお正月、ゴールデンウイーク、お盆休みと長期のお休みの際には、家族そっちのけでクリニックにこもり、老体に鞭打ってひたすら症例をまとめた日々を過ごしましたので、こうやって完成し、形になったことを大変嬉しく思っております。つい最近、「ロゼックスゲル」という外用剤が、酒さの保険適応病名の追加となり、これまで見過ごされがちであった酒さという疾患にようやく光が当たってきたように思われます。今回の本で延山先生が書かれた酒さの病態の総論は、綿密に調べ上げたレベルの高い内容であり、まさに今後の酒さ治療の指針になる内容になっていると思います。
延山先生は「この本を書くにあたって、世界中のすべての酒さに関する論文という論文を読みまくった・・」とおっしゃっていましたが、奥深く追求することにより、無駄なくまとめあげられたと、脱帽しております。私自身も、今回一つひとつの症例にじっくりと向き合うことにより、疾患に対する視野が広がったと感じております。また、情報の整理など、スタッフの力添えがなければ完成にはこぎつけなかったと、優秀なスタッフの支えに心から感謝しております。
さて、その優秀な受付スタッフの一人がご主人の転勤で埼玉へ移り、当院を退職することとなり、たいへん寂しく思っております。それにあたり、現在受付スタッフの募集を開始しております。どうぞ宜しくお願いいたします。

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