女性院長による皮膚科・美容皮膚科

あい皮膚科クリニック

マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集3”

今回は、材料は「しもつかれ」とほとんど同じで、もっと手軽に作れる『豆乳粕汁』をご紹介することにします。
抗酸化作用のあるアスタキサンチンやEPA、DHAが豊富な鮭と、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンを多く含む豆乳、ビタミンやアミノ酸、食
物繊維が豊富な発酵食品である酒粕を使った、心も体も温まる一品です。

豆乳粕汁

材料(4人分)

  • 塩鮭 2切れ
  • 大根 4-5cmくらい
  • 人参 1/2本
  • 油揚げ 1枚
  • 酒粕 100g
  • 豆乳 200ml
  • 白味噌 大さじ1-2
  • だし汁 600ml

作り方

  • 塩鮭を一口大に切る。(甘塩ならそのまま。塩が濃い場合は薄い塩水につけ、塩出しする) 野菜と油揚げ(熱湯をかけ油抜きする)を適当な大きさに切る。
  • だし汁で1の野菜を煮て、火が通った頃に塩鮭と油揚げも入れる。
  • 酒粕をちぎって耐熱容器に入れ、水を大匙1、2杯(分量外)ふりかけて、電子レンジで1分ほど加熱し、やわらかくする。
  • 3と豆乳、味噌をミキサーや泡立て器などを使ってよく混ぜる。
  • 2のすべての具に火が通ったら、4を少しずつ入れていく。弱火でなじませ、必要ならば塩や薄口醤油(分量外)で味を調える。青葱(分量外)を散らす。

塩鮭によっては、塩分が強くなりますので、お味噌の量は加減してください。
上記の分量は酒粕が多めの寒い時期用“こっくり”バージョンです。ご自分の好みや気温に合わせて酒粕の量も調節してください。
野菜は、お好きなものを足してください。今回はシメジも入れてみました。そのほかにゴボウやジャガイモなど、具沢山にしても美味しいです。
お出汁は昆布と干し椎茸でとると合うようです。手軽に顆粒のものを使っても構いません。
豆乳と酒粕、味噌はよく混ぜ、鍋に入れたら煮立たせないこと。沸騰させると豆乳が分離します。

豆乳が入ることで酒粕がまろやかな味わいになり、和・洋どちらのお料理にもあう汁物となっています。

やがて訪れる春に美しく花開くためには、今の時期の食生活が大切です。
美味しく食べて、“健康で美しく”を目指してくださいね。

 

  • 豆乳粕汁
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