マダム美由紀の“内から外から健康で美しくレシピ集5”
朝夕冷え込む季節となりました。皆様、お元気でお過ごしでしょうか。良子先生の友人MMです。 材料 作り方
リンゴは火が通ると柔らかくなりますので混ぜると崩れてしまいます。混ぜる前に少し取っておき、ご飯をよそってから上に飾ると彩りがきれいです。リンゴは酸味があって実が締まっているものをお使いください。紅玉がベストですが、手に入らない場合はジョナゴールドなども合うかと思います。
次は、私の定番『リンゴの白和え』のご紹介です。
材料 作り方
普通の白和えと違い、マヨネーズを入れていますので、サラダ感覚で味わえ、子供からお年寄りまで喜んでいただける一品です。
先日、久しぶりにリンゴ園に行ってきました。栃木県で果物と言えば苺や梨が有名ですが、リンゴも県北を中心に栽培されていて、宇都宮郊外では、日光に向かう途中にリンゴ園が点在しています。
幼稚園の時にリンゴ狩りに行き、採ったばかりのリンゴを食べると、蜜入りでとても美味しかったことをよく憶えています。私が大のリンゴ好きになったのは、あの時の喜びが原点かもしれません。
今回は長年お世話になっているリンゴ園さんからお聞きした『リンゴご飯』と、昔からよく作っている『リンゴの白和え』をご紹介します。
まずは、リンゴの栄養について。水溶性食物繊維であるペクチンを多く含むことから整腸作用に優れ、過剰な糖質やコレステロールの吸収を防ぎます。また、リンゴの皮に多く含まれるリンゴポリフェノールには強い抗酸化力があり、美白にも効果があると言われています。まさに、リンゴは女性にぴったりの食材なのです!
それでは、ちょっとびっくりの『リンゴご飯』からご紹介しましょう。
お聞きしたのは「リンゴを皮つきのままイチョウ切りにしサツマイモと炊き込むと、うっすらピンク色の美味しいご飯になるらしい。」という未確認情報のみ。リンゴを買いに来たお客様からの情報で、リンゴ園の方もまだ作ったことがないそうです。
それは面白そう!と色々な割合で試してみました。リンゴとサツマイモが1対1ではサツマイモの味が強すぎます。サツマイモを入れずにリンゴのみにすると、色味は綺麗ですが歯ごたえが物足りません。結局、リンゴ対サツマイモを2対1ぐらいにすると、サツマイモの甘みとリンゴの爽やかさが楽しめ、ちょうどいいように思いました。今回はこのレシピでご紹介します。
リンゴご飯
リンゴの白和え
(もしくは、キッチンペーパーでくるみ、1分~2分電子レンジで加熱する。)
お豆腐は木綿豆腐でも絹ごし豆腐でも、どちらでも結構です。木綿豆腐だと味わいが濃くなり、絹ごし豆腐では滑らかな口当たりになります。
気を付けていただきたいのは、お塩の量です。くれぐれも入れすぎませんように。薄い塩味がついたしめじやリンゴと合わせますので、場合によっては入れなくてもいいかもしれません。味見しながらお作り下さい。
リンゴに甘みがありますので、和え衣に砂糖は入れていませんが、リンゴの酸味の具合により適宜お使いください。リンゴの品種はお好みのものをどうぞ。
これから年末にかけて、家族や友人で集まる機会も多いのではないでしょうか。
そんな時に『リンゴご飯』や『リンゴの白和え』をお試しください。赤い色がアクセントになって、食卓が一層華やぎます。
“健康で美しく”の秘訣は、楽しい時を過ごすことです。どうぞ、皆様、楽しんで!